電帳法:タイムスタンプの一括付与方法

タイムスタンプ付与では、外部クラウドサービスを利用しての方法がありますが、
社内の内部ローカル環境だけで付与したい場合のご紹介になります。

共通条件として、電子帳簿保存法の要件を満たす総務大臣認定を受けたタイムスタンプ発行事業者から発行されたものを利用します。
時刻認証業務認定事業者(TSA)

アマノタイムスタンプサービスなら、初期導入費用:6000円/1アカウント
ランニング費用:ひと月~1000スタンプまでで8000円/月額の費用感で
「e-timing EVIDENCE 3161 for PDF Auto」ソフトウェアが提供されており、
パソコンやサーバにインストールし、ネットワーク上の監視フォルダにファイルをコピーすると自動的にタイプスタンプ付ファイルが生成されます。
対象データ形式は「PDF」、製品価格は180000円(+運用費用)です。

そしてタイプスタンプを一括付与する方法として手軽でおススメなのが

アイ・オー・データの「タイムスタンプ専用端末」になります。
NASのような専用サーバで、ネットワーク上に配置して利用します。
先のアマノと同じく、監視フォルダ(50フォルダ設定可能)にファイルをコピーすると自動的にタイムスタンプが付与されます。
対象データ形式は「PDFやOfficeをはじめ、テキスト/画像/音声など多彩なデータ」
製品価格は600000円(5年利用)くらいです。
こちらは認定タイムスタンプ局を利用しているので別途契約する必要がありません。
タイムスタンプも押し放題。既存の共有フォルダはもちろん、複合機のFAX受信フォルダやスキャンフォルダなどに事前設定しておくと便利です。